明見鍛刀場  刀鍛冶 賀島三椀

 Myouken Japanese sword factory

製作者




広島県廿日市市で刀鍛冶(刀匠)をしています。

島根県奥出雲町で修行、小林貞法師匠(島根県無形文化財)から10年ほど前に独立

廿日市市の極楽寺山に鍛刀場があります。

最初に広島に帰り、鍛刀場を建てるために溶接の会社に就職したのですが、しばらくしてリーマンショックが起こり、これはチャンスだなと職業訓練校に入りました。

そこで非破壊検査の超音波探傷レベル2技能士の資格を取ったり、金属顕微鏡の正しい使い方などを教わりました。

そういえばその時に教わったスンプ法という金属組織の記録方法があり、うちで使う事は一度もなかったのですが、金属表面を腐食して そこにフィルム状の物をピタリと張り付けて指紋を採るように記録するという方法がありました。

カメラで撮ったら良いじゃん・・・(^_^;) と思いますが、集めたフィルムは昆虫採集的でなかなか面白いものでした。

というわけで、

うちの鍛刀場では使える刃物をどうやったら作れるかという事を求めて活動をしています。


切れなくなった包丁の研ぎ直しも行っています。


鍛刀場へいらっしゃる時は、火を使っている時だと対応できないことがあるので、いらっしゃる前に一度ご連絡ください。

包丁の研ぎ直しも行っています。持ってきていただければ研ぎながら話ができます。

「ステンレスだから持っていくのはちょっと」と言っている方でも、自宅の包丁の本当の力に驚くはずです。

新品以上の切れ味にできます。


手研ぎで直せるものでしたら1000円

刃欠けが大きく機械で修正が必要なものは3000円





左側は、叩いて下地の整形を済ませた刀身、焼き入れ前の反り調整が済んだ物(長谷部国重の姿に似せています)
右側は、焼いて手鎚で荒く叩く工程が済んだ刀身 (左文字に似せています)
令和元年 8月30日


(↑写真は平成29年12月27日  顕微鏡 掃除中)

■事業所:明見鍛刀場(旧 賀島俊文日本刀鍛錬場)
■所在地:広島県 廿日市市 原 339‐12
■連絡先:e‐mail myouken_tantoujyou@icloud.com 電話 080-6310-9829
■代表者:賀島 慧一 (刀匠名 三椀)  

■古物商許可番号 第731081900008号
広島県公安委員会